勝率9割のチャンス!選挙結果を受けて狙うべき戦略とは!?

10/31(日)に投開票が行われた第49回衆議院議員総選挙の結果、自公の与党勢力が過半数を大きく上回る293議席を確保しました。
各メディアの出口調査では、自民単独での過半数は微妙な状況と一時伝わりましたが、いざ蓋を開けてみれば、自民単独で261議席の絶対安定多数を確保し、解散前に比べて議席は減らしたものの、自民党の大勝利と言ってよい結果と言えるでしょう。

その結果、翌日の11/1(月)の株式市場は、700円を超える大幅上昇となり、素直にプラスとして捉えて始まりました。

では、今後もこの上昇の流れは続くのでしょうか?

過去の衆議院議員総選挙の事例で検証してみました。


検証方法

1965年以降の衆議院選挙を対象に(第31回~第48回の計18回)、投開票日から30日、60日、90日後の日経平均株価のパフォーマンスを比較検証してみました。(もし該当日が休日であった場合は、直近の取引日の株価データを採用。)


検証結果

表1は第31回~第48回の衆議院議員総選挙の開票結果の概要を表したものになります。

表2は投票日から30日後、60日後、90日後の日経平均株価の平均変化率と勝率を表しています。表の右側に「条件下にて検証」と記載しましたが、その条件とは以下の通りとなります。

  • 自民党が比較第一党であること。
  • 比較第一党の議席率が50%を超えて単独過半数を確保していること。

全データにて検証した場合においても、プラスのパフォーマンスを得ることができていますが、上記2条件で選挙結果にフィルターをかけた場合は、更に結果は良くなります。
投票日から90日後には、7%のリターンを平均して得ることができており、勝率も9割となっています。

背景として、株式市場が安定した自民党政権を求めているということが考えられるでしょう。

そして今回の第49回衆議院議員総選挙はどうだったかというと?

冒頭に申し上げましたように、自民党単独で絶対安定多数の議席である261議席を確保しました。

これは、前述の2条件を満たしており、過去のデータを参考にするならば、9割の確率で90日後には株価は上昇しているということが言えるでしょう。

【表1】

【表2】


来年1月満期のコールオプションを狙うべき?

そうなれば、コール型ワラントを使って投資していきたいところですが、どの商品を選ぶべきでしょうか?
現在、11月満期と来年1月満期のeワラントが発行されていますが、90日後の上昇を狙うなら、来年1月満期の商品を選ぶべきでしょう。
また、権利行使価格(ストライク)について言えば、5%~10%の上昇を狙うとして、30,000円コール、もしくは31,500円コールが来年1月満期のもので発行されていますから、これらが狙い目かと思います。

ご参考にしていただければ幸いです。


(カイカ証券 吉野 真太郎)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、カイカ証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。