外国人投資家動向がついにデッドクロスへ!今後の日経平均株価の展望は?

先月3月9日にeワラントジャーナルにて掲載させていただきました「日本株は既に売り転換か!?外国人はもう逃げ始めている?」という記事を書かせていただきました。
その中で「外国人の売買動向が下降トレンド入りし、デッドクロスが起きるかもしれない。」と言及させていただいておりましたが、3月11日に現実のものとなってしまいました。

13週移動平均値が+931億円に対し、26週移動平均値が+1,078億円となり、昨年の6月にゴールデンクロスが起こって以来、長らく続いてきた売買動向の上昇トレンドも下降局面入りしました。(下図を参照)

2020年6月25日にゴールデンクロスが起こってから、今回デッドクロスが起こるまでのパフォーマンスをまとめたものが下記グラフになります。

教科書通りの綺麗なパフォーマンスになっています。
日経平均株価単体としても、約30%を超える大幅な上昇相場となった上に、NYダウとの比較においても、アウトパフォームしており、“強い日経平均”の期間だったとも言えるでしょう。

それでは、3月11日にデッドクロスが起こって以来、足元1カ月における日経平均のパフォーマンスはどうなっているでしょうか?

今のところ、株価には下落トレンドは表れていないようです。
しかし、NYダウと比較したパフォーマンスを見ると、既に1%~2%程度アンダーパフォームしております。“日経平均の相対的な弱さ”が出始めたのかもしれません。


今後のポジション取りは?

過去の事例を前提に考えると、数カ月のスパンで見るならば、的中率の高いシグナルになります。
従って、今はまだトレンド転換後1カ月程度ですが、今後時間が経過するにつれ、じわじわと日経平均の弱さが露呈してくる可能性があるでしょう。
そう考えるならば、日経平均を原資産としたプット型eワラントを保有する、もしくはeワラントCFDを使って、日経平均をショートし、NYダウをロングする戦略などが面白いでしょう。

日銀が株価指数ETFを使った金融緩和政策を引き締め方向に修正してきたタイミングで起こった売り転換シグナルですから、一考の価値ありかもしれません。


(eワラント証券 吉野 真太郎)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。