平成で買って、令和で売りたい銘柄はコレだ!?

まいど、相場の福の神こと、藤本誠之(ふじもと のぶゆき)です。連載コラムでは、株式、eワラントにまつわる様々な話題をご紹介させていただきます。

第22回は、『平成で買って、令和で売りたい銘柄はコレだ!?』です。

現在、個人投資家の最大関心事は、4月27日(土)から5月6日(月)までの10連休でしょう。5月1日(水)に改元が行われ、新しい元号である「令和」に変更されます。

10連休中も、NY市場など海外株式市場は当然開いていますし、この10連休に、米FOMCや米雇用統計など、株式市場を大きく動かす可能性のあるイベントも盛りだくさんです。

その間、東京株式市場では、ずっと休場で売買が出来ません。短期的な投資家の間では、長期の連休中の株価変動を嫌い株式のポジションを縮小する動きが出ています。

特に個人投資家の場合、この10連休に海外や国内旅行を楽しむ方も多く、旅行先でNY株式の動向で、「ドキドキ」するのは「嫌だ」と思われる方も多そうです。

そうなると、ここからはなかなか新規にポジションを持つのは難しく、上手く手仕舞いを行っていく投資家が増えそうです。

逆に5月7日(火)は、新元号である「令和」での初取引になります。10連休中に、海外株式市場の急落や、想定外のドル安・円高進行がなければ、連休前に縮小したポジションを拡大する動きと、新元号のご祝儀買いで、堅調相場が期待出来そうです。

そう考えると、22日(月)~26日(金)の連休直前最後の平成の週に買って、5月7日(火)以降、令和になってから売れば、利益を得られるケースがあるかもしれません。

一方で、3月期決算企業の本決算発表と今期の見通しの発表が、4月23日(火)に予定されている日本電産(6594)を皮切りに本格化してきます。

5月7日(火)以降に決算発表される銘柄を連休前に買うと、10連休中の時間的リスクと、決算発表によるリスクの2つを取ってしまうことになります。逆に、10連休前に決算発表を行う企業は、決算発表後に買えば決算発表によるリスクはありません。

今回注目すべきは、4月23日(火)から、4月26日(金)の後場取引時間中までに決算発表される銘柄です。

現在、この期間に決算発表が予定されている銘柄は、
      4月23日(火)17銘柄
      4月24日(水)42銘柄
      4月25日(木)120銘柄
      4月26日(金)87銘柄(14:50発表予定まで)
の266銘柄です。

皆さんもこの266銘柄をチェックして、気になる銘柄や注目していた銘柄の決算発表を確認しておきましょう。

今回は、この266銘柄の中から、相場の福の神が独断と偏見で選んだ、「平成」で買って、「令和」で売りたい5銘柄をご紹介いたしましょう。

オービックビジネスコンサルタント(4733)東証1部
4月23日(火)15:00発表予定
オービックビジネスコンサルタントは、東京都新宿区西新宿に本社があるインパクトのあるテレビCMで有名な中小企業向け業務パッケージソフト「奉行シリーズ」がメインビジネスの企業です。システムインテグレーターのオービックが大株主です。

有利子負債0の無借金で、好財務体質です。すべて、代理店経由のパッケージでの販売を行っています。約5,000の事業所の販売代理店が約30万件の中堅・中小企業に販売を行っています。カスタマイズなどは行っておらず、パッケージ販売のみを行っており、高い利益率となっています。クラウド化を進めており、今後も着実で安定した高成長が期待出来そうな企業です。

日本電産(6594)東証1部
4月23日(火)15:15発表予定
日本電産は、京都市南区久世殿城町に本社があるモーター製造会社です。HDD用では世界トップシェアを持ち、車載・産業用など幅広い用途のモーターを製造しています。M&Aに積極的で数多くの上場企業を傘下に収めています。

創業者の永守重信会長は、日本を代表する名経営者です。3月期決算の主力銘柄では、最も早く決算発表を行うので、永守会長の発言に要注目です。

アンリツ(6754)東証1部
4月25日(木)15:00発表予定
アンリツは、神奈川県厚木市に本社がある通信系計測器の大手企業です。海外売上高比率が約3分の2と高く、海外でも高シェアの製品があります。

次世代通信網5G関連の計測器の受注が急拡大しています。

アドバンテスト(6857)東証1部
4月25日(木)15:00発表予定
アドバンテストは、東京都千代田区丸の内に本社がある半導体検査装置で世界トップクラスの企業です。海外売上高比率が9割超と極端に高いのが特徴です。

デンソー(6902)東証1部
4月26日(金)11:20発表予定
デンソーは、愛知県刈谷市に本社があるトヨタ自動車が筆頭株主の自動車部品会社で、国内首位、世界でも第2位の会社です。電動化や自動運転で電装部品が増加しています。

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(財産ネット株式会社 企業調査部長 藤本誠之(ふじもと のぶゆき))

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。