日本のSUNRISE(サンライズ)銘柄も捨てたもんじゃない!?

皆さん、SUNRISE(サンライズ)銘柄というのを覚えていらっしゃいますか?
今、世界の株式市場ではFANG(ファング)やGAFA(ガーファ)※1という言葉を聞かない日はないくらいですが、日本にもかつてSUNRISEという期待の日本企業の頭文字を並べた言葉がありました。
その言葉が流行っていたのは、アベノミクス以降、初めて日経平均が2万円の大台を回復した2017年6月ごろで、絶好調相場を象徴するような時でした。

しかし、その後…

2017年後半~2019年にかけてBOX相場に移行するにつれて、その流行語も消えてしまい、もう覚えていらっしゃる方も少ないのではないでしょうか?

では、実際SUNRISE銘柄のパフォーマンスも2018年以降、冴えないのでしょうか?

検証してみました。


SUNRISE銘柄とは?

  1. ソフトバンク【Softbank:9984】
  2. 任天堂【Nintendo:7974】
  3. リクルートホールディングス【Recruit Holdings:6098】
  4. ソニー【Sony:6758】

以上の4銘柄を指すのが一般的です。


SUNRISE銘柄のパフォーマンスはどうだったか?

下図をご覧ください。


SUNRISEをそれぞれの国の株価指数と共に2018年初めからプロットしたものです。
確かにGAFA銘柄は中でも圧倒的なパフォーマンスを示していることが分かります。

しかしここで注目して頂きたいのは、対指数のパフォーマンスなんです。

GAFAの対NASDAQのパフォーマンスは、指数に勝っているとはいえ、約10%。

それに対して、SUNRISEの対TOPIXのパフォーマンスは、なんと約33%もアウトパフォームしているんです。(2020年1月23日現在)

株式市場が好調だったため、GAFAを裸で買い持ちした結果よりは負けていますが、市場リスクを打ち消したロングアンドショート戦略で、33%のリターンというのは驚異的な数字と言っても過言ではないでしょう。


今後の戦略は?

GAFAは2019年12月末時点で、4銘柄で合計約3兆7,000億ドルもの時価総額を占めるまで上昇しました。もはやバブルと言ってもおかしくないかもしれません。

従って、今後は市場リスクを打ち消したロングアンドショート戦略が有効になるかもしれません。

そのように考えるならば、GAFAに比べて株価水準的には出遅れている日本株、その中でもSUNRISE銘柄に今一度注目して投資しているみるのも面白いかもしれません。


(eワラント証券 マーケティング部 ヴァイスプレジデント 吉野 真太郎)

※1  Google,Apple,Facebook,Amazonの頭文字を取って、GAFAと呼ばれています。

* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。