相場の福の神特選、年末相場で期待の10万円株はコレだ!

まいど、相場の福の神こと、藤本誠之(ふじもと のぶゆき)です。連載コラムでは、株式、eWARRANTにまつわる様々な話題をご紹介させていただきます。

第28回は、『相場の福の神特選、年末相場で期待の10万円株はコレだ!』です。

まいど、相場の福の神こと、藤本です。今年も数多くの企業訪問を行っています。11月17日現在350社です。今回は、その350社の中から、年末相場で期待出来そうな、個人投資家が買いやすい10万円以下で買える銘柄をご紹介しましょう。

パシフィックネット (3021)東証2部
株価 997円 時価総額52億円

パシフィックネットは、東京都港区のJR田町駅の近くに本社があります。法人のパソコンやタブレット等IT機器の調達、通信、運用保守セキュリティから、使用済み機器のデータ消去、リユースまでをまるっとワンストップで提供する、いわゆるIT機器のライフサイクルマネジメントサービスを全国7拠点で展開している企業です。

福の神ポイント
パシフィックネットは、現在大きく企業が変貌しつつある途上の企業です。株式市場は、前向きな変化を買うものです。全国展開していた中古PCショップをすべて閉鎖して、法人向けITライフサイクルマネジメントサービスを月額課金(サブスクリプション)モデルで提供することで、ストック型収益を積み上げていく企業に変貌しました。好業績発表にもかかわらず、立会外分売を行ったことで需給関係から下落した現在が、中・長期の投資タイミングになりそうです。


リズム時計工業 (7769)東証1部
株価 907円 時価総額76億円

リズム時計工業は、さいたま市大宮区のさいたま新都心駅近くに本社があり、置き時計、壁掛け時計メーカーとして創業し、現在では電子部品や車載用の精密部品などを主力製品としているメーカーです。

福の神ポイント
11月8日業績下方修正を発表、事業改革・事業統合に関するお知らせを発表していますが、悪材料出尽くし、逆に今後の事業改革による収益改善が期待出来そうです。特に、カメラ・センサー用部品などは大きな成長の可能性がありそうです。また、実績PBRが0.3倍割れと、資産面から見ると割安な水準と言えそうです。事業改革による収益改善と車載用部品などの需要拡大で、大きな成長が期待出来そうです。


日工 (6306)東証1部
株価 710円 時価総額284億円

日工は、兵庫県明石市に本社があるアスファルト・コンクリート製造プラントのニッチトップ企業です。

福の神ポイント
アスファルト・コンクリート製造プラントは、国内の道路・建築投資の減少から、市場全体が縮小し、撤退企業が相次ぎました。その厳しい競争の中、生き残った日工はアスファルト製造プラントでは約7割、コンクリート製造プラントでは約3割のニッチトップシェア企業です。売上高の約3分の1は、安定的な更新需要が見込めるメンテナンスによる収益となっています。最近の企業の人手不足への対応として、日工のプラントはリモートコントロールで各所のプラントを一括管理ができるようになっており、更なるシェアアップの可能性もあります。海外市場や環境関連機器などの成長分野もあります。


KeyHolder (4712)東証ジャスダック
株価 83円 時価総額128億円

KeyHolderは、東京都港区虎ノ門に本社がある総合エンターテインメント企業です。従来の主力事業であったアミューズメント施設運営から退くと同時に、僅か1年の間で劇場運営・映像制作・自社IP(アイドルグループ等)、広告代理店、そして関連事業と、「総合エンターテインメント事業」において、新しい収益の柱の創出に向けたまさに“種まき”を行っており、変革の途中にある企業です。

福の神ポイント
KeyHolderは、ここ2年間で日本の上場企業で最も大きく変革した企業と言えそうです。モノ消費からコト消費へと消費者の志向が移る中、劇場運営・映像制作・自社IP(アイドルグループ等)、広告代理店とグループ内で一気通貫対応できる体制を整えています。
買収コストや初期投資により、足元の業績は厳しい状況ですが、今後の爆発的な成長の可能性を考慮すると、中・長期投資に適したタイミングなりそうです。


エー・アンド・デイ (7745)東証1部
株価 759円 時価総額171億円

エー・アンド・デイは、東京都豊島区東池袋に本社があるアナログとデジタルの変換技術をコアとして、計測、計量、医療機器、健康器具の分野で様々な「はかる」製品を製造・販売しています。

福の神ポイント
エー・アンド・デイにおいて、大きな成長が期待出来るのは、自動車関連のビジネスです。自動車の開発競争が激化していますが、エー・アンド・デイの製品・サービスを活用すれば、コスト・時間ともに削減可能です。今後爆発的な成長の可能性があり、この分野でのグローバルニッチトップになりうる可能性を秘めた企業と考えられます。株価指標面からも割安感があり、中・長期投資が良さそうです。

株価データは2019年10月15日終値ベース

*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

*正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。


(財産ネット株式会社 企業調査部長 藤本誠之(ふじもと のぶゆき))

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。