福の神 特選 9月株主優待銘柄

まいど、相場の福の神こと、藤本誠之(ふじもと のぶゆき)です。連載コラムでは、株式、eWARRANTにまつわる様々な話題をご紹介させていただきます。

第26回は、『福の神 特選 9月株主優待銘柄』です。

2019年8月13日現在で、1,507銘柄も行っているのが、株主優待です。元棋士の桐谷広人さんが、2013年1月に、日本テレビの「月曜から夜ふかし」に出演してから、株主優待バブルが始まったといわれています。株主優待の有無は、個人投資家が投資銘柄を選定するに当たり大きな影響を与えるポイントのひとつです。

株主優待銘柄をチェックするには、eWARRANTを取扱っているSBI証券の株主優待検索が非常に便利です。口座開設すれば、だれでも無料で利用可能です。

・優待内容
・権利確定月
・つなぎ売りが可能か?
・優待獲得に必要な投資金額
その他様々なこだわり条件で銘柄を抽出することが可能です。

今回は、相場の福の神こと藤本が実際に企業トップとワンオンワンミーティングを行い、9月に株主優待の権利確定日のある426銘柄の中から、今後の成長が期待出来ると考える5銘柄をご紹介しましょう。

前澤化成工業 (7925)東証1部
人々の生活に欠かすことのできない水。“安全・安心な水”をお届けするための塩化ビニル製のさまざまな上・下水道関連製品を世に送り続けている企業です。

前澤化成工業は、東京都中央区日本橋本町に本社があり、塩化ビニル製の上・下水道関連製品ではトップシェアを誇るニッチトップ企業です。この分野は大きな成長は期待できないですが、安定的な収益を稼ぐことはできそうです。加えて、災害時の飲料水を確保する新製品や、ビルや建物の内部で使用される製品は、大きな成長が期待出来るかもしれません。

株価指標面では、特に資産面が実績PBR0.5割れと非常に割安な水準と言えそうです。予想配当も30円、予想配当利回り2.8%と魅力的な水準と言えるでしょう。

株主優待:新潟県産コシヒカリ新米3kg(100株以上)


ダイオーズ (4653)東証1部
東京都港区浜松町の世界貿易センタービルに本社があるオフィスコーヒーサービスで、国内トップ、米国で3位の企業です。現在20万軒以上のお客様に事業所向けトータルサービスをお届けしています。ダイオーズは、クリーンケア商品のレンタルサービスからスタートし、日本で初めてのオフィスコーヒーサービス、さらにピュアウォーターサービスと、さまざまな事業を展開しています。米国事業が大きく成長し、現在海外売上高が約6割となっています。

日本では少子高齢化・働き方改革で、従業員の定着率・生産性を引き上げる必要が有り、パントリーサービスのような高額なサービスを追加提供することにより2ケタ成長がしばらく続きそうです。米国事業では、M&Aを駆使して米国3位の事業に成長したように、今後も急拡大が期待出来そうです。中国などアジアでも大きく成長出来る可能性があります。

成長企業であるのに、株価指標面では大きな割高感もないため、株主優待で貰える美味しいコーヒーを飲みながら、じっくり中・長期投資を検討してもよいかもしれません。

株主優待:コーヒー100杯分(100株以上)


エボラブルアジア (6191)東証1部
東京都港区愛宕に本社があるロバートの秋山竜次さんのテレビCMで有名な航空券予約サイト『エアトリ』を運営しており、オンライン旅行業がメインビジネスの企業です。現在、『エアトリ』は、ネット航空券予約ではトップだそうです。ベトナムでのITオフショア開発も行っており、この分野でもトップシェア企業です。この2本の柱を持つ成長企業です。

エボラブルアジアは、ベトナム人1,000人のITエンジニアを擁するITオフショア開発事業によって、自社サービスにおいても、他社を圧倒する開発力・スピードによって、オンライン旅行事業でトップ企業となっています。この2つの分野は、今後も高い成長が期待出来そうです。また、インバウンド需要を取り込む訪日旅行事業に注力しており、こちらも急成長の可能性があります。また、DeNAトラベルの買収等の戦略的M&A・資本業務提携によって、成長を更に加速させています。

株主優待:株主優待ポイント8,000ポイント 年2回(500株以上)


JALCOホールディングス (6625)東証ジャスダック
JALCOホールディングスは、東京都中央区日本橋に本社があるパチンコ・パチスロ店向けの貸金業・不動産がメインビジネスの企業です。三菱ふそうトラック・バス株式会社の店舗や、青森の商業施設等の不動産も取得するなど新たな業種向けの不動産も取得しています。また、ソーシャルレンディングや、M&Aコンサルティング事業の新規事業も行っています。

パチンコ・パチスロは、愛好者が1,000万人、月3回以上通うコアなファンが600万人いる巨大なマーケットです。このマーケット向けに、貸金・不動産賃貸で安定的なストックを得るビジネスモデルは、今後も高成長が期待出来そうです。また、新規事業のM&Aコンサルティング事業では、規制強化で2021年1月末までに新台に切り替えを行わなければならないというパチンコ・パチスロ業界動向の中、実際に資金を貸し出すことが出来る貸金業が大きな武器となり、大きな成長が期待出来そうです。

株主優待: 3,000円相当のクオカード(1,000株以上)


フルッタフルッタ (2586)東証マザーズ
東京都千代田区神田神保町に本社を置くフルッタフルッタは、戦前にアマゾンへ移住した日本人が編み出した森をつくる方法で、経済活動と環境を両立する未来型農業でもある「アグロフォレストリー」の発展にビジネスの力で貢献しようと起業した会社です。2002年に神戸で小さなジュースバーから、スタートしています。日系農協CAMTAと独占販売契約を結び、アマゾンフルーツなどの原料を直輸入しています。主な事業は、独自に開発した商品を全国のスーパーに販売する事業のほか、原料とその二次原料を外食や食品メーカーに販売する事業、直営店の運営、そしてオンラインショップです。

健康によく、環境にもよい商品を世の中に送り出し、未来型農業アグロフォレストリーの発展に寄与するユニークな企業です。

株主優待:株主優待クーポン券(1,000円)2枚 年2回(100株以上 )

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(財産ネット株式会社 企業調査部長 藤本誠之(ふじもと のぶゆき))

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。