米・イラン戦争勃発か?原油相場でチャンスを掴もう!

年初早々から米国とイランの間で緊張が高まり、原油相場が急騰しております。
これを機に原油相場でひと稼ぎしてみては如何でしょうか?
しかし相場の方向を予想するのは難しいですよね…

そこで今回、「方向を当てるのは難しいけど、“過熱感(反応し過ぎ、あるいは反応しなさ過ぎ)”みたいなものならやりやすいなー」と思っている方々向けに、商品先物相場ならではの投資手法をご紹介します。

フォワードカーブとは?

フォワードカーブという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
おそらく聞いたことがない方が多いと思いますが、債券の世界における“イールドカーブ”という言葉なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
それと同じようなものだと思っていただければ結構です。
下図をご覧ください。これは横軸に先物限月、縦軸に先物価格をプロットしたもので、フォワードカーブと一般的には呼ばれています。

このグラフの何を見ればよいのかというと、価格のレベルを見るのは当然のこととして、カーブの形状も見ていただきたいのです。
この図では期近の価格よりも期先の価格が安い状態、つまりイールドカーブでいうところの“逆イールド”のような状態になっています。このような状態を先物の世界ではバックワーデーション(Backwardation)という呼び方をします。
逆に、期近の価格よりも期先の価格が高い状態、つまりイールドカーブでいうところの“順イールド”のような状態のことを、コンタンゴ(Contango)という呼び方をします。

商品先物の世界ではコンタンゴの状態が1年のうち約80%~90%を占めるということが知られています。
なぜならば、期近に比べ期先にいけばいくほど、金利の要因、保管コストなどの時間に比例するコストが増えてくる分、理論価格も高くなるためです。

つまり、言い換えるならばバックワーデーションの状態は稀であり、いずれ時間が経てばコンタンゴの状態に戻る確率が高いということです。

では稀とはいえ、なぜバックワーデーションのような状態が生じうるのか?
それは突発的なニュース等などにより、水準を気にせず目先の価格変動をとりあえずヘッジしたい実務家や、その動きに乗ろうとする投機家などが入り乱れるからです。

バックワーデーションが到来!

現在、そんなバックワーデーションの時期が原油相場に到来しているのです。
これは、アメリカとイランとの間で緊張が急速に高まっているためと考えられます。
北海ブレントに至っては7月限に比べて3月限が4.6%も高い状態になっています。
これはチャンスではないでしょうか?
今後、相場水準は下がらないにしても、少し時間が経てば再びコンタンゴの状態に戻る可能性が高いかもしれません。
そう考えれば「期近売りの期先買い」というポジションが有効になってきます。
そうすれば万一、今後じりじり原油相場が上がっていく相場展開になったとしても、そのような落ち着いた展開になれば、フォワードカーブはコンタンゴの状態に戻っているはずで、結果的に利益を掴む可能性が高いでしょう。

勿論、eワラントにもWTI原油を原資産としたものがありますし、期近と期先の2種類を用意しておりますので、そちらのコールとプットをそれぞれ購入していただいても大丈夫です。

この機会に是非一度、商品相場の醍醐味を体験してみてください!


(eワラント証券 マーケティング部 ヴァイスプレジデント 吉野 真太郎)

* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。