米国:金融市場の緊張状態は今後も続く!?

 2018年10月初頭、米国市場で急激な株価下落が始まって以来、これに呼応して株式市場の予想変動率は上昇しています(図1)。日本株もこの影響を避けられず、大きく連れ安となっています。

 この結果、米国では安全資産とされる米国債市場へ資金が流入し、指標となる米国債(10年物)利回りは急落(価格は上昇)、政策金利が現在よりも1%低い約1年前と同水準になっています。

 また、為替相場も現在のところ避難通貨とされてる日本円が米ドルに対して強含んでいます(図2)。

 上記の結果から、米国の金融市場は緊張状態にあるといえるでしょう。その緊張度合いを「可視化」したものが図3です。

 趨勢として、株式市場の予想変動率(青線)、米銀大手一行の信用リスク(緑線)、FRB(米国の中央銀行に相当)による市場リスク判定(ピンク線、セントルイス連銀によるもの)ともに上昇傾向が継続しており、今後も株式市場への下値圧力となりそうです。

 短期的な反発局面を除き、日米とも株式市場の大きな下落を予想するのであれば、下記のような取引手法も検討の価値があるかもしれません。

<ダウ平均>

米国株式市場:ダウ平均は短期金融市場が引き金で下落か? (同記事内 eワラントだからこそ実現できる投資戦略

<日経平均>

日経平均の相場転換(下落)に向けたeワラント投資戦略 (同記事内 eワラントだからこそ実現できる投資戦略) ※中長期的な相場動向を想定する場合、利用するeワラントは満期日までの期間が相対的に長めの銘柄が望ましいと思われます。

(eワラント証券 投資情報室 チーフ・ストラテジスト 塚本 誠)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。