賃貸住宅市場の黒船襲来で儲かる10万円で買える銘柄はコレだ!

まいど、相場の福の神こと、藤本誠之(ふじもと のぶゆき)です。連載コラムでは、株式、eWARRANTにまつわる様々な話題をご紹介させていただきます。

第24回は、『賃貸住宅市場の黒船襲来で儲かる10万円で買える銘柄はコレだ!』です。

日本の賃貸住宅市場に、黒船襲来と業界が騒然となっているそうです。その黒船とは、ソフトバンクビジョンファンドが投資するインド発のホテルベンチャー「OYO(オヨ)」です。インド最大級のホテルチェーンに急成長した「OYO」は、インド国内350都市で10万以上の客室を展開。中国でも171都市、8.7万以上の客室を展開するなど急成長しているホテルベンチャーです。

その「世界6位」まで急成長したホテルチェーン「OYO」がその運営ノウハウをもとに、家具家電や公共サービス、テクノロジー活用のセキュリティを付け、“旅するように暮らす”賃貸住宅サービスとして、日本でヤフーと合弁により始動した新事業が、「OYOLIFE」です。

「OYOLIFE」は「部屋を借りる上で、当たり前だと思っていたことを省略する」新サービスを実現しています。その画期的なサービスとは、以下の4つです。

  1. 敷金も礼金も仲介手数料もかからない
  2. 日常で必要になる家具が最初から備え付き
  3. スマホで面倒な賃貸契約を完了させられる
  4. トライアルで3日間実際に住むことができる

敷金・礼金・仲介手数料なし、スマホひとつで“旅するように暮らす”賃貸住宅型ライフスタイル商品が、「OYOLIFE」です。この「OYOLIFE」を運営しているのが、OYOとヤフー株式会社の合弁会社として、賃貸住宅事業を展開するOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN 株式会社です。ヤフー株式会社との連携強化を進め、6月4日より、「OYO LIFE」がYahoo! JAPANトップページのサービス一覧等に追加されています。

「OYOLIFE」は今までの日本での賃貸住宅市場の常識を覆すサービスで、今後大きく成長する可能性があるかもしれません。

また、これによって賃貸住宅のオーナーにもメリットがありそうです。「OYOLIFE」のWEBには、物件オーナーに5つのメリットを紹介しています。

  1. グローバルブランド化で、お部屋の価値アップ。
  2. 入居者に、様々なサービスを提供できる。
  3. OYO LIFEが長期借り上げるから、空室リスクをゼロに。
  4. 保証付き賃金利回りを確保。
  5. 定期メンテナンスと専門的な維持管理で、物件を守ります。

その「OYO LIFE」を運営するOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社が、物件獲得加速に向けた業務提携締結を6月6日に発表しています。大手不動産会社11社と「OYO LIFE」の物件提供に係る業務につき提携し、各社が保有する賃貸物件および開発中の新築マンションの情報が「OYO LIFE」に供給され、「OYO LIFE」は借り上げ・運用を検討するそうです。

発表された11社の中で、株式上場しているのは、下記の6社です。

  • いちご株式会社(本社:東京都千代田区内幸町一丁目1番1号/代表執行役社長:長谷川 拓磨)
    https://www.ichigo.gr.jp/
  • 株式会社グローバル・リンク・マネジメント(本社:東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号/代表取締役:金 大仲)
    https://www.global-link-m.com/
  • 住友商事株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目3番2号 大手町プレイス イーストタワー/代表取締役社長執行役員 CEO:兵頭 誠之)
    https://www.sumitomocorp.com/ja/jp
  • 株式会社ディア・ライフ(本社:東京都千代田区九段北一丁目13番5号/代表取締役社長:阿部 幸広)
    https://www.dear-life.co.jp/
  • 株式会社デュアルタップ(本社:東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー12階/代表取締役社長:臼井 貴弘)
    https://www.dualtap.co.jp/
  • 株式会社 レーサム(本社:東京都千代田区霞が関3-2-1/代表取締役社長:小町 剛)
    https://www.raysum.co.jp/

この6社の中から、「賃貸住宅市場の黒船襲来」で特に期待が出来る可能性があると考えられる銘柄として、下記の3銘柄を「相場の福の神特選3銘柄」としてご紹介しましょう。※株価データは2019年6月7日終値ベース

グローバル・リンク・マネジメント(3486)東証1部
株価 544円 時価総額31億円
東京都渋谷区道玄坂に本社があり、「アルテシモ」ブランドの投資用コンパクトマンションの販売がメインビジネスの企業です。

福の神ポイント

不動産投資で最も重要なことは、今後永続的に収益見込めて、しかも希少性が高いことによって、土地の値下がりリスクが低い物件に投資することです。投資用マンションでは、既に都心部では高いシェアを持つため、商業不動産・マンション型ホテルなど新しい手法によって、今までの高い成長率を維持可能です。自分たちが強みを持つ都心部に拘った運営を行っているグローバル・リンク・マネジメントは、今後大きな成長が期待出来そうです。


デュアルタップ(3469)東証2部
株価 644円 時価総額22億円
東京都品川区西品川に本社がある都心部で投資用マンションを販売する不動産業です。都心部に特化したワンルームを中心とする資産運用マンションを企画・開発し、自社で販売する事業がメインビジネスです。

福の神ポイント

デュアルタップは、都心部の駅近のマンションに拘るコトで、高い家賃と入居率を維持しています。都心部は、今後も人口流入が期待され、世帯数の増加も期待出来ます。様々な同業他社の問題や、東京五輪後の不動産市況の悪化懸念などで、不動産関連全体が下落傾向の中、デュアルタップも巻き込まれて、下落傾向にありましたが、同銘柄に投資をするには逆に大きなチャンスと言えるかもしれません。海外事業も大きな可能性があるので、中・長期で狙いたい企業です。


ディア・ライフ(3245)東証1部
株価 425円 時価総額31億円
東京・九段下に本社があるマンション開発プロジェクトや収益不動産売買を行うリアルエステート事業がメインビジネスの企業です。不動産業界をはじめとした、営業現場のアシスト要員や事務系業務、コールセンター業務等のバックオフィス系業務におけるリソース拡充のための要員の派遣を行うセールスプロモーション事業や、グループ会社のパルマ(東証マザーズ 3461)を通じて、トランクルームの入金管理・滞納保証サービスを行うアウトソーシングサービス事業も行っています。

福の神ポイント

連結ベース27名の社員と少数精鋭で運営しています。業績好調が続いているのに、予想配当利回りが約4.71%と高く、中・長期投資が良さそうです。

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(財産ネット株式会社 企業調査部長 藤本誠之(ふじもと のぶゆき))

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。