逆行高の任天堂に注目!株価上昇は今後も続く?

直近の任天堂の株価は売買を伴って上昇していますが、同社が3月3日に発売した新型ゲームNintendo Switchの初動出荷が好調という報道が材料視されている模様です。

WiiUで大ヒットを記録したSplatoonの続編Splatoon2が今年の夏季に発売されることが発表されており、これも材料視されていると考えられます。

任天堂の株価が上昇トレンド

図1は任天堂株の2016年11月1日から2017年3月22日までの推移です。3月22日は米国株安と円高進行により日経平均株価は-2.13%となる全面安商状でしたが、任天堂の株価は+4.34%の上昇となりました。

今年の任天堂の株価は昨年12月に高値を付けた後、下落傾向にありました。2月後半には節目となる25日移動平均の上抜けを試すようになり、3月に入って一気に抜けて上昇トレンドに入りました。

図1中の緑の点はパラボリックというテクニカル指標です。ローソク足の下側に出ているときは買いシグナル、上側に出ているときは売りシグナルとされます。

3月22日時点では買いシグナルが出ており、強い上昇トレンドが継続すれば昨年12月12日の高値30,180円到達を試す可能性が出てきました。

アナリストカバレッジ

ところで、株価に影響を与えうる材料としては会社発表のほかに、アナリストの目標株価の引き上げなども考えられます。そこで3月22日時点で取得可能な情報に基づき、任天堂をカバーしているアナリストの目標株価を集計したのが図2です。

目標株価を公表しているアナリストは18名でした。目標株価の最低は15,000円、最高は40,000円、分布の真ん中に当たる中央値は30,000円でした。

アナリストの目標株価は高めに設定されがちであることを割り引いて考える必要はあるかもしれませんが、昨年12月の高値30,180円はファンダメンタルズ分析を行っているアナリストにとっても節目となっていると考えられます。

値がさ株にeワラントで代替投資

任天堂の現物株式の売買単位は100ですので、任天堂の株式を買い付けるには22日時点では270万円ほどの資金が必要となり、このように大きな資金が必要とされる株は値がさ株とよばれます。

値がさ株が活況にあるとき、資金量の制約によって相場に参加できず、見ているだけという方もいらっしゃるかもしれません。

そこでコール型eワラントを値がさ株投資の代替手段として利用していただくことで、上昇相場に乗ることができますし、下落相場においてもプット型eワラントを利用して相場に参加することができるようになります。

任天堂を対象とするコール型eワラントの例
任天堂 コール 234回(権利行使価格:18,000円、満期日:5月10日)
任天堂 コール 254回(権利行使価格:23,000円、満期日:11月8日)
任天堂 コール 250回(権利行使価格:25,000円、満期日:9月13日)
任天堂 コール 245回(権利行使価格:28,000円、満期日:7月12日)
任天堂 コール 239回(権利行使価格:30,000円、満期日:7月12日)

コール型eワラントを選択するにあたっては、株価が満期日までに権利行使価格を超えてくるかどうか、という観点で選択します。既に権利行使価格を超えている銘柄については、株価が権利行使価格を超えている分がもっと大きくなるかがポイントです。

一般的に株価が権利行使価格を超える分が大きくなればコール型eワラントの価格は上昇が見込めますし(ただし、時間経過による価格の下落を考慮する必要はあります。)、小さくなれば下落します。

(eワラント証券 投資情報室)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。