2022年はeワラントを活用して、投資の幅を広げてみませんか!?

新年あけましておめでとうございます。本年もカイカ証券をよろしくお願いいたします。
昨年11月に社名を変更し、新たにカイカ証券としてスタートを切った当社ですが、おかげさまで新規のお客様も増えてきております。
そこで、当社の主力商品であります、eワラントとは?と題しまして、改めてご紹介させていただければと思います。
初めてeワラントを知る方々も、既にお取引されている方々も、更にeワラントへの知識を深め、有効な使い方などを確認していただければ幸いです。

eワラントとは?

ある株式Aがあるとします。そしてAへの投資を考えているあなたがいます。
「A社の株価は、将来的に上昇すると思うんだけどな~。だけど、予想が外れて下落するリスクもあるし・・・。だからイマイチ投資はこわくて、指をくわえて見ているだけになってしまう・・・。予想が的中したら儲かって、外れても損しない、こんな夢みたいな商品ってないのかな~。

こんな風に思っている方々も多いのではないでしょうか?

確かに、株式投資は当然のこと、最近流行のFXやCFDといった投資なども、予想が当たれば儲かり、外れれば損をするという根本の仕組みは共通と言えます。違いはそれにレバレッジがかかっているかどうかです。

eワラントも基本は同じなのですが、決定的に違う点があります。
それは、「予想が外れた場合の損失額が、最大でも投資元本に限定される。」という点です。

「でもそれって、ある価格よりも上か下かでペイオフが決まる、最近流行のバイナリーオプションもそうでしょ?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ごもっともな意見かと思います。

実は、eワラントにはバイナリーオプションにはないメリットもありまして、それは「予想が的中した場合の受取金額が一定ではなく、価格の変動と共に増減する。」という点です。

これをグラフにすると図1のようになります。

説明ではFXバイナリーオプションと比較するために、ドル円に連動するeワラント(コール型※1)とバイナリーオプションを例に挙げています。

eワラントとバイナリーオプションのメリット、デメリットをまとめたのが下の表になります。

バイナリーオプションの場合、「上か下か?」といったサイコロ的要素が比較的強い商品性になりますが、eワラントの場合は、「上だとしても、どこまで上にいくか?」といった要素が入ってきますので、より投資性が強い商品になります。

具体的な使い方は?

では、株式投資やFX、先物取引、CFDといった様々な商品がある中で、どういった場合にeワラントを使うべきなのでしょうか?

まず、皆様に覚えておいていただきたいのは、eワラントは長期投資には不向きだということです。
これはeワラントに限らず、先物取引などにも言える共通点になりますが、これらの商品には「満期日」という概念が必ずついてきます。満期日がある以上、今保有している商品はいずれ消えてなくなってしまいます。消えてなくなってしまう以上、その後も同等の商品を保有し続けようとするならば、次の満期日の商品への乗り換え費用が必ずかかってきます。
従って、満期日がある商品は長期投資には不向き、ということだけはまず覚えておいてください。

さて、ここでもう一度eワラントの特性を思い出してほしいのですが、「最大損失金額が限定されていて、当たれば上限なし。(※コール型を前提としています。)」でした。

鋭い方は既にお分かりかと思いますが、会社の決算発表や重要な政治・経済イベントなど、投資対象の価格が大きく変動しそうな時に、有効的に活用できる商品と言えます。

投資元本が紙くずに!?と言っても、恐れることなかれ!

「でも、投資金額以上の損失はないと言っても、投資金額が0円になってしまうリスクはやはりあるわけで、やっぱり怖いな~。」と思う方もいらっしゃるかと思います。
確かに、eワラントは満期日がある以上、満期日までに予想が当たらなければ、紙くずになってしまいます。
しかし、恐れることはありません。
eワラントは数倍から数10倍、場合によっては100倍以上のレバレッジが効くため、投資元本を低く抑えることができます。
例えば、50倍のレバレッジがかかっているeワラントを想定するならば、2万円eワラントを購入するだけで、その対象資産へ100万円投資した効果と同じリターンを得られます。
「100万円の投資をして、最大損失が2万円で済むのであれば、やってみても面白いかも!」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今は、2万円の投資金額を想定しましたが、もっと小口の数千円からeワラントであれば投資できますので、お小遣い稼ぎの感覚でやってみるのも面白いかもしれません。

2022年は、「イベント前にはeワラント!」というテーマで投資してみてはいかがでしょうか?


(カイカ証券)

※1 eワラントにはコール型とプット型の2種類があります。基本構造は同じです。コール型は投資対象の価格が上昇すれば、プット型は投資対象の価格が下落すれば、それぞれeワラントの価格が上昇する仕組みになっています。

※2 正確に言えば、投資対象資産の価格がマイナスになることは一般的にはあり得ないので、プット型の場合はその意味では上限はあることになります。

※本稿は筆者の個人的な見解であり、カイカ証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。