3月15日のオランダ総選挙イベントの参考銘柄

今週は注目イベント目白押し

今週はFOMC(14日~15日)、米国債務上限問題の期限到来(15日)、オランダ総選挙(15日)、日銀金融政策決定会合(15日~16日)など大きなイベントを数多く控えています。一般に相場が大きく動くほど値動きが大きくなるeワラントにとっては、大きなイベントであるほどeワラントを活用する好機と考えられます。今回は注目イベントの中でもオランダ総選挙イベントに注目した投資戦略と参考銘柄を紹介します。

オランダ総選挙ではEU離脱を主張する極右政党の自由党(PVV)の躍進がリスク要因と言えます。欧州ではフランス、ドイツ、イタリアなど主要国で重要な選挙を控えており、EUの結束に懸念が生じればユーロ相場に影響をもたらす可能性があります。15日の投票ですので、日本時間の16日の日中に大勢が判明するでしょう。

年始からのユーロ対円相場は図の通りです。考えられる主なシナリオとしては次の二つです。
①自由党(PVV)は議席を伸ばすものの単独過半数には至らず、政権交代は起こらないというシナリオ
②自由党(PVV)が大躍進して単独過半数を握り、オランダのEU離脱の可能性が高まるというシナリオ

シナリオ①を前提とするなら選挙に対する警戒感からユーロを売っていた主体の買い戻しによりユーロ高が進むと考えられますので、このシナリオを前提とするならユーロ(リンク債)を対象とするコール型eワラントの買いとなります。シナリオ②を前提とするならユーロ売りとなることが想定されるのでユーロ(リンク債)を対象とするプット型eワラントの買いとなります。選択する銘柄としては権利行使価格が相場水準に近い銘柄が検討候補となります。

買い付けのタイミングとしては15日までとし、16日~17日に売却することを考えます。参考銘柄としては次の通りです。なお、相場がどちらかに大きく動くという想定ならコール型とプット型を両方とも買い付ける両建て作戦も有効でしょう。

コール型eワラントの参考銘柄
ユーロ ユーロ高(コール)型460回:権利行使価格125円、満期日2017年4月12日
ユーロ ユーロ高(コール)型459回:権利行使価格120円、満期日2017年4月12日
ユーロ ユーロ高(コール)型458回:権利行使価格115円、満期日2017年4月12日

プット型eワラントの参考銘柄
ユーロ ユーロ安(プット)型400回:権利行使価格125円、満期日2017年4月12日
ユーロ ユーロ安(プット)型399回:権利行使価格120円、満期日2017年4月12日

両建ての参考銘柄
ユーロ ユーロ高(コール)型460回:権利行使価格125円、満期日2017年4月12日
ユーロ ユーロ安(プット)型399回:権利行使価格120円、満期日2017年4月12日

※参考銘柄はユーロ対円相場が122円~123円台にあるときに選定。

(eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎)
※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。