45日ルールにご用心、次回は7月26日~8月14日

 まいど、相場の福の神こと、藤本誠之(ふじもと のぶゆき)です。連載コラムでは、株式、eワラントにまつわる様々な話題をご紹介させていただきます。

 第13回は、「45日ルールにご用心、次回は7月26日~8月14日」です。

 個人投資家が株式投資を行う上で、是非とも覚えていただきたいルールがあります。『45日ルール』です。日本の上場銘柄は、4半期ごとに決算発表を行うようにルールが決まっております。期限も決まっていまして、決算を閉めた日から起算して45日内に発表するというものです。コレが、『45日ルール』です。

 直近の例で言えば、2月期決算企業の第一四半期は、3月~5月です。だから、5月末から起算して45日後の7月15日までに、決算発表を行っています。

 7月14日~16日は3連休だったので、その前営業日の7月13日には97銘柄も決算発表しています。

 逆にちょうど現在は、決算発表の端境期となっています。次回は日本の上場企業の約7割にあたる3月期決算企業の第一四半期決算発表が、7月25日辺りから、本格化してきます。その後、8月6日~10日の週がピークとなり、8月14日まで続きます。

 このような決算発表時期には、発表した決算内容によって、株価が大きく変動することが多くなります。

 だからこそ、個人投資家はこの「45日ルール」を知っておく必要があります。自分の保有している銘柄や、注目している銘柄の決算発表日くらいは、事前にチェックしておきましょう。

 お使いのネット証券のサイトでも確認できる証券会社はありますが、Yahoo!ファイナンスの株式>決算スケジュールで確認することが可能です。

https://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?id=100出典:Yahoo!ファイナンス

 この決算発表のスケジュールは株式市場に大きな影響があります。決算発表によって、急騰・急落する銘柄が大型銘柄でも増加するので、基本的には外国人投資家・機関投資家の売買は、決算発表前には減少して、決算発表の内容をじっくり確認してから売買を行う傾向にあります。

 個人投資家の投機的資金も、決算発表銘柄の株価の急変動に引き寄せられることになります。大型株でも、結構株価が変動しますので、逆に通常値動きの激しい新興市場から、東証1部の大型株の決算発表銘柄に投機的資金が流れることになります。そうなると、新興市場の値動きが重くなることが多いです。

 逆に言えば、決算発表が一巡して、大型株の値動きが止まれば、新興市場に投機的資金が還流することが多いのです。

 このように、4半期ごとに繰り広げられる決算発表に関わるドタバタ劇を、客観的・冷静な目で判断出来れば、非常に大きな投資チャンスとなりますので、是非、個人投資家の皆様も、『45日ルール』を覚えて、投資にご活用してください。

 最も、単純な利用法をお教えしますと、決算発表直前に株価が上昇した銘柄は、一旦売却しておいたほうが良いという事です。

 何故なら、決算発表がよいだろうという期待感で株価が上昇していますので、想定通り好決算となっても、材料出尽くしとなり、売られる場合があるからです。もしも、想定外の悪決算であれば、大きな下げとなってしまいます。

 個人投資家の場合、決算期待で株式を保有しがちですが、このような例が多いこと念頭に、まずは、自分の保有している銘柄の決算発表日をチェックしてみましょう。

*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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(財産ネット株式会社 企業調査部長 藤本誠之(ふじもと のぶゆき))

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。