上昇相場?下落相場? 日経平均の上値メドと下値メド

 米国市場の動向に影響された、値幅の大きな展開が続く日経平均ですが、本稿では今後の上値メド・下値メドについて検討してみたいと思います。
 まずは10月来の下げに対する戻り(上値メド)から見ていきましょう(図1)。

 既に10月2日の高値から12月25日の安値(いずれも丸でハイライト)までの下落幅に対し、23.6%戻しである ① 20,362.85は達成しています。そこから先の上値メドとしては、② 21,109.62や③21,713.18が考えられますが、いずれも現在の水準(本稿執筆時点(2019年1月10日 11:30 20,141.93)からそう遠くなく、上値の重さを物語っているのかもしれません。

※ 文中にある、23.6%、38.2%、61.8%といった割合は、イタリアの数学者フィボナッチが発見した黄金分割比で、下げ相場ではよく引き合いに出されます。

上昇相場に対する下値メド(中期編)

 次に、2016年6月から約2年半続いた上昇相場(高値・安値は丸にてハイライト)に対する下値メドを見てみましょう。既に上昇相場に対する23.6%・38.2%・50.0%戻しの水準は達しており、残るは61.8%戻しの18,511.73のみとなっています。
 上昇相場だったころの支持線(矢印)がもはや機能していないことから、再び下値メドを探るタイミングへの転換は近いのかもしれません。

上昇相場に対する下値メド(長期編)

 次に、リーマンショック後、2012年6月から始まった上昇相場に目を向けてみます。

 昨年末の下げ相場で、すでに23.6%戻しの下値メドはすでに達成しています。次の下値メドとされる38.2%戻しの水準は18,168.17で、図2(約2年半の上昇相場に対する61.8%戻しの水準(18,511.73)と非常に近くなっています。今後、市場の多くが注目する水準となるかもしれません。

 そこから先の下値メドは現在の水準からはかなり遠い気もしますが、昨年の10月初頭から12月末にかけての相場が5,000円を超える下げを演じたことからすると、まったく現実味がないわけでもなさそうです。

eワラントだからできること

 日経平均のeワラントはプット型、コール型ともに多くの種類(満期日までの期間や権利行使価格)を取り揃えています。
 たとえば、今後も日経平均が下落すると予想される場合はプット型の購入をお勧めしていますが、銘柄選択に悩むケースもあるでしょう。そこで、当コメント欄でご紹介した投資戦略は参考になるかもしれません。
 日経平均の相場転換(下落)に向けたeワラント投資戦略(記事内「eワラントだからこそ実現できる投資戦略」)
(あくまでも投資戦略の一例であり、必ずしも記事内でご紹介した満期日や、行使価格をそのまま選択する必要はありません)
※ 相場が上昇すると予想される場合はコール型の購入をお勧めします。

 日経平均を対象原資産とするeワラントの一覧はこちら

eワラントのメリット:

  • eワラントは証拠金取引ではないので、追証が発生するリスクはありません。
  • eワラントは自動的にストップロスがかかることもありません。一時的に相場が予想とは反対方向に動いても、次のチャンスを待つことができます(ただし、時間的価値の減少には注意が必要です)。
  • コール型を購入した場合、予想に反して相場が下落すると損失が発生します(ただし、最大の損失は投資金額に限定されます。プット型は相場が上昇すると損失が発生します)。

(eワラント証券 投資情報室)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。