米国債市場で逆イールドが発生

米国債市場で「逆イールド」が発生したことが話題となっています。債券市場において、一般に残存期間が長くなるほど金利は高くなります。これが逆転することを「逆イールド」と呼びます。

8月14日の早朝に、米10年物国債の利回りが1.57%へ急落し、一時米2年物国債の利回り(1.60%)を下回りました。14日の取引終了時点では逆転現象は解消されたものの、ほぼ同水準となっています(図1)。

図2は残存10年の米国債利回りを長期金利、残存2年の米国債の利回りを短期金利として、その長期金利と短期金利の差(以下「長短スプレッド」といいます)と株価の推移を見たものです。

長短スプレッドがマイナスとなっている、「逆イールド」の時期(赤い部分)がありますが、米国では過去に「逆イールド」が発生した後に株価は大幅な調整局面を迎えています。そのため、「逆イールド」は景気後退のシグナルとも認識されています。

「逆イールド」発生を受けて14日の米国株式市場は大幅に下落をしましたが、シグナルが示した今後の景気後退への警戒感が高まっているとも言えそうです。


(eワラント証券 投資情報室)

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