2019年4月22日の特選銘柄

DZHフィナンシャルリサーチ社提供の今週のeワラント特選銘柄です。
提供:DZHフィナンシャルリサーチ

<今週の東京株式市場見通し>

今週(4/22~4/26)の日経平均株価の予想レンジは21,900円-22,400円。東京株式市場は方向感に欠ける展開が予想される。売買代金の減少が予想され、日電産、ソニー、NTTドコモ、村田製、信越化、コマツ、東エレクなど決算発表を迎える個別株への注目度が高まりそう。

4/26にワシントンで開催される日米首脳会談では、ムニューシン米財務長官と麻生財務相が「為替条項」で協議すると報じられた。第2回日米物品貿易協定(TAG)」が開催される予定となっており、10連休を前に手控え姿勢を強める要因になろう。

一方、先週発表された中国1-3月期国内総生産(GDP)、3月鉱工業生産、小売売上高の伸びがそろって市場予想を上回り、中国の景気減速に歯止めが掛かったとの見方が広がっている。

米国株式市場では米決算をひとまず好感する流れとなっており、騰勢を強めるフィラデルフィア半導体株指数に対して出遅れ感のあるダウ平均の史上最高値更新が試される。

海外投資家による4月の日本株買いが現実化していることや、空売り比率が44%(4/18現在)台で高水準にあり、良好な外部環境が続けば売り方の買い戻しで意外高も想定される。

国内経済指標やイベントは、日銀金融政策決定会合(4/24~4/25)、黒田日銀総裁会見、日銀が経済・物価情勢の展望を公表(4/25)、3月鉱工業生産指数(4/26)などに注目。

海外では、米3月中古住宅販売(4/22)、米3月耐久財受注(4/25)、米1-3月期GDP(4/26)などの経済指標のほか、プロクター・アンド・ギャンブル、マイクロソフト、キャタピラー、フェイスブック、Visa(4/24)、アマゾン・ドット・コム、インテル(4/25)など市場に影響が高い企業が決算発表を予定している。

日経平均株価は先週、4/17までの上昇で3/4高値~3/11安値までの下落幅922円に対する1.5倍返しの22,321円前後を達成した。5日移動平均線(22,191円 4/19)上を維持していることから基本的にはトレンド継続との見方となるが、同線を下回ると上昇の勢いがいったんピークアウトする可能性もあり、下方のメド埋め(21,878円)に向けて下げが続く展開が予想される。

ただし、22,000円割れには、一目均衡表の転換線(21,958円)や10日移動平均線(21,979円)、4/8高値(21,900円)、200日移動平均線(21,880円)などの重要なフシが集中しており、直ぐ下には強い下値支持帯がある。

(提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利)

<今週の注目銘柄>

国際石油開発帝石(1605) コール 155回
権利行使価格1,100円(原資産:1,040.5円) デルタ:0.5

原油の減産基調が続く中、リビア内で軍事衝突などが発生して中東の地政学的リスクが意識されるというイベントもあって原油相場が堅調となっており、マージン拡大期待が高まりやすい。

3月には国内大手証券がイクシスLNGプロジェクトの上振れを反映させ、投資評価「買い」を継続し、目標株価も引き上げた。イクシスLNGプロジェクトのランプアップが従来予想を上回るペースであり、今2019年3月期の生産量を引き上げ。それに沿って今期純利益予想を570億円から860億円へ上方修正した。

同社の株価は3月以降、1,020~1,100円のレンジでもみ合っている。2月には一時1,200円近くまで買われる場面があったものの、失速している状態だ。堅調な原油相場と見比べるとミスマッチ感があり、今後は出遅れを調整するように買いが継続するとみられる。


日立製作所(6501) コール 184回
権利行使価格3,800円(原資産:3,645.0円) デルタ:0.5

バリュエーション面でのうま味が大きい。今期市場コンセンサスベースでの株式益回りは約12%とかなり高め。市場では、コスト削減プロジェクトなど営業利益率10%達成に向けた具体策、資産効率改善、デジタル技術活用ソリューション「Lumada」の拡大戦略、コングロマリット解消に向けた事業モデル進化などが注目されており、今後の材料は多い。

特に注目なのはコングロマリット解消で、上場子会社である日立化成、日立建機の売却が検討されていると報じられているだけに、売却資金による成長分野への投資に期待は高まりやすい。

テクニカル面では、年初からの強いモメンタムを背景に買い安心感のある動きとなっている。4月に入ると52週移動平均線を明確に上抜けしたことから、短期資金も向かいやすいとみられる。

サイバーダイン(7779) コール 41回
権利行使価格700円(原資産:708円) デルタ:0.6

長らく赤字の続いている銘柄だが、売り上げの堅調な伸びに沿って確実に損失額は減ってきている。依然として投資キャッシュフローは莫大なものの、動脈硬化をとらえる「心電脈波検査装置」の保険適用が決まるなど着実に商品の浸透は進んでおり、収穫期に入るのは市場が想定しているほど遠くはないと想定。

チャートは2月以降26週移動平均線に沿って横ばいとなっている。長期的にみれば、2018年から続いた下落トレンドが同年末に付けた449円の安値を底に反転し、転換局面に入っていると捉えることもできる。マザーズ指数が26週移動平均線を上抜けるなど徐々に新興株への資金回帰も進みつつあり、サイバーダインにも長期的黒字化や短期的値幅を期待した買いが向かいやすいと考える。

(提供:DZHフィナンシャルリサーチ)

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