米国株にeワラントで投資のメリット&注目銘柄

昨年末の急落以降、日経平均は反発を見せましたが、直近では方向感の読みづらい相場つきとなっています。一方で、米国の株式市場に目をやると、主要3指数(ダウジョーンズ工業平均、S&P500、ナスダック総合)は上昇トレンドを継続しており、再び史上最高値に迫ろうかという水準にまで回復しています。

超長期的に見ても米国株市場は上昇を続けています。その点、バブル期につけた最高値(日経平均:38,957円)をいまだ回復できずにいる日本株市場とは大きく異なります。

下図は2000年以降の日経平均株価と米国を代表する株価指数であるダウジョーンズ工業平均株価(以下「ダウ平均」)の推移です。2000年代の米国株市場はITバブルの崩壊やリーマンショックによる大幅な下落に見舞われながらも、総じてダウ平均は日経平均に比べ高いパフォーマンスを維持しています。2016年のトランプ大統領の就任以降、更にその差は拡大傾向にあるようです。

市場環境で見ても、今後人口の減少で市場が縮小していく事が予想される日本に対し、米国は積極的な移民の受け入れで人口増加が続いていおり、更なる市場規模の拡大が予想されます。

今後もこの傾向が続くとすれば、米国株を投資先の候補として考えておくことは意義のあることかもしれません。

とはいえ、国内の株式には投資をしているけど、米国株は少し遠い存在だと感じられている方も多くいらっしゃるかもしれません。もしかすると、日本市場との取引時間との違いや通貨の違い、取引ルールの違いが米国株取引を躊躇する理由となっているのかもしれません。

その点、eワラントを使えば、上記の違いを気にすることなく、米国株に代替的に取引ができるかもしれません。

米国株取引の特徴1
取引時間は現地時間 9:30 ~ 16:00
:日本時間では23:30 ~ 6:00
(サマータイム:22:30 ~ 5:30)と深夜の立会になる
eワラントなら
米国株を対象としたeワラントでも取引時間は9:00 ~ 23:50
日中に取引をすることが可能
米国市場寄付きまでカバー
米国株取引の特徴2
取引通貨は基本的に米ドル
:投資家は米国株の価格変動リスクに加え、為替相場の変動リスクを負うことになる
また、日本円と米ドルを交換する際に為替手数料が発生する
eワラントなら
日本円での取引
為替相場の変動はeワラント価格に影響を与える  
米国株取引の特徴3
値幅制限がない
:国内の株式市場のようにストップ安/ストップ高がないので1日で数十%の価格変動をすることもある
eワラントなら
相場の方向性を予想することができれば大きく値上がりする可能性も
予想が外れた場合でも、最大損失は投資元本までに限定

注目の米国株5選
米国株にも様々な銘柄がありますが、投資をするなら成長余地の大きなハイテク関連の企業に投資妙味があるかもしれません。例えば以下のような銘柄は、国内外の投資家に人気がある銘柄として挙げられます。なお、これらの銘柄にはeワラントを通じて代替的に投資をすることができます。

アップル (APPL)
世界的人気のスマートフォン「iPhone」やコンピュータ「Mac」シリーズを提供する。
中国や韓国などの企業の台頭でスマートフォン市場が飽和する中、音楽や動画、ゲームなどをサブスクライブ(月額課金)方式で提供するサービス領域での売上拡大を目指している。
アップルを対象としたeワラント


アマゾン・ドット・コム (AMZN)
インターネット通販(EC)プラットフォーム「Amazon」を展開中。ネット通販事業では対象地域の拡大、衣料品・生鮮食品の販売拡大などでさらなる売上拡大が見込まれる。加えて、クラウドサービス(AWS)やAmazon上に掲載するネット広告事業、サブスクライブサービス(Amazon Prime)の売上拡大が期待されている。
アマゾン・ドット・コムを対象としたeワラント


ネットフリックス (NFLX)
動画配信サービスを展開。独自コンテンツの拡充で契約者数が順調に伸張している。ローカル向けのオリジナル作品が人気。同社が配給した映画『ローマ』がアカデミー最優秀外国語映画賞を受賞したことも話題となった。
ネットフリックスを対象としたeワラント


アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
CPU、GPUに強みを持つ米国の半導体メーカー。データセンター向けなどで需要が高まっている。直近では、Googleが年内に開始を予定しているゲーム・ストリーミング・サービス『Stadia』に同社のデータセンター向けGPU「Radeon」が採用されることが報じられ、株価が急伸しました。
AMDを対象としたeワラント


エヌビディア(NVDA)
GPUに強みを持つ米国の半導体メーカー。仮想通貨のマイニング需要減少や中国景気の悪化に伴うゲーム向け需要の減衰から2018年11月-19年1月期業績は減収減益となるも、データセンター向けの需要は底固く推移している。実用化に向けた研究が進む自動運転や更なる普及が見込まれるAI(人工知能)関連の中心銘柄の1つと目されており、業績の回復に伴う株価上昇が期待される。
エヌビディアを対象としたeワラント