荒れ相場を乗り切る注目銘柄とは

eワラントとは?

eワラントは、値動きが大きい「カバードワラント」という種類の証券です。eワラントを利用すれば、国内外の株式、指数、為替相場、商品相場などに1万円以下の金額から間接的に投資することができます。「マージンコール」(追証)はないので、最大損失は投資元本までです。また、原則として保有しているポジションが強制的に決済されることもありません。「カバードワラント」は、ヨーロッパや東南アジアではメジャーな金融商品で、ロンドン・フランクフルト・香港などの世界の主要な証券取引所にも上場されています。

eワラントの種類と使い分け

eワラントの中でも特にコール型とプット型は銘柄が多く、大きな値動きが魅力です。

コール型/プット型eワラント

一般に対象としている相場が上昇するとコールが上昇、相場が下落するとプットが上昇します。数日から数週間の投資向きです。

ニアピン型eワラント

将来の相場水準を予想して投資するため、こう着相場も投資機会にすることが可能です。予想的中またはナイスアプローチで受取金発生。

トラッカー型eワラント

トラッカー型は対象とする資産と似たような値動きをします。ただし、「プラス5倍」と「マイナス3倍」は対象とする資産を増幅したような値動きになります(レバレッジトラッカーと言います)。

eワラントのメリット

小額OK
1万円以下で手軽に、国内外の株式、指数、為替相場、商品相場などへ間接的に投資をすることができます。

値動き大
間接的に投資する株式などに対して、一般的に3~10倍程度、為替相場に対しては10~50倍程度の値動きがあります。

損失限定
証拠金は不要のため、証拠金損失拡大時の「マージンコール」(追加証拠金、いわゆる「追証」)の制度もありません。eワラントの最大損失は投資資金までに限定されています。

取引時間
eワラントの取引時間は9:00 ~ 23:50 と東京証券取引所の取引時間より長いので、仕事を終えてからのお取引もできるでしょう。

eワラントのお取引をはじめるには

eワラントを取引できる次のオンライン証券各社にて総合口座を開設し、eワラント取引に関する確認書をお読み下さい。取引委託手数料は無料(0円)です。

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前月のランキング

eワラントの最大の魅力は、なんといってもダイナミックな値動きです。ここで、実例として前月の上昇率ランキングトップを紹介します。

2017年3月1日-2017年3月31日 値上がり率上位ランキング(%)

※過去の販売価格・買取価格に基づく試算です。
※一般にeワラントの取引は、株式などの投資対象そのものを売買するよりも、ハイリスクハイリターンとなります。特に価格の低いeワラントへの投資は、投資元本のすべてを失う可能性が高いため、eワラント初心者の方には、目安として販売価格が3円以上のeワラントがお勧めです。

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荒れ相場を乗り切る投資戦略と注目銘柄

eワラントで短期的に大きな値上がりを狙うのであれば、満期まで期間が短い銘柄のうち、原資産の価格と権利行使価格が近い銘柄を選びます。コール型eワラントであれば権利行使価格が相場よりもやや上、プット型eワラントなら権利行使価格が相場よりもやや下くらいの銘柄が理想です。

原資産が買付後に大きく動けば大きな変動を期待することができます。ただし、想定した方向と逆に動いたり、大きな変動が起こらなかった場合には損失となります。この投資法は大きなリターンを期待することができる一方で、成功する確率は低いといえます。投資元本がなくなっても構わないという余剰資金の範囲内で実行するのが良いでしょう。

また、買付のタイミングとしては市場急変が見込める大統領・議会選挙などの政治イベントや、FOMC、日銀金融政策決定会合などの政策決定前、雇用統計やGDPなど重要経済指標の発表前がよいでしょう。個別株を原資産とするeワラントなら原資産となっている株式について決算発表前などとなるでしょう。なお、個別株の場合は決算発表後には買付だけでなく売却もできなくなる場合があるので注意が必要です。

ユーロ コール474回(権利行使価格:118円、満期日:6月14日)
ユーロ プット414回(権利行使価格:113円、満期日:6月14日)
【銘柄選定理由】
欧州で行われる選挙やECB理事会などユーロ対円相場が大きく変動するイベントにおいては相場の方向性を予想するのは困難です。そこで、相場が上がると利益が期待できるコール型eワラントと、相場が下がると利益が期待できるプット型eワラントを両方とも等金額投資し、どちらでもいいから相場が大きく動けば合計で利益が狙える両建て戦略が有効かもしれません。eワラントの最大損失は投資元本までに限定されていながら、レバレッジが効いた金融商品である特長を活かせるためです。この銘柄はユーロ対円相場が114~117円前後にある場合の投資対象候補となりますが、イベント直前の買い付けタイミングで相場水準よりも若干上の権利行使価格のコール型eワラントと相場水準よりも若干下の権利行使価格のプット型eワラントを選択しましょう。
【保有期間と目標売却価格】
イベント終了後にどちらも売却。相場が大きく動けば片方は大幅なプラス、片方は大幅なマイナスですが、合計で数%の利益を得ることを狙います。相場が大きく動かない場合はどちらにも損失が発生する点には注意が必要です。

日経平均 コール987回(権利行使価格:19,000円、満期日:5月10日)
日経平均 プット741回(権利行使価格:18,000円、満期日:5月10日)
【銘柄選定理由】
前述の2銘柄は為替相場が大きく動くことを期待する戦略ですが、為替相場の変動は株式相場にも影響を及ぼすかもしれません。日経平均株価が大きく変動することを予想するなら、この2銘柄を両方とも買い付けるという投資戦略も有効かもしれません。この銘柄は日経平均株価が18,000円から19,000円の間にある場合の投資対象候補となりますが、イベント直前の買い付けタイミングで相場水準よりも若干上の権利行使価格のコール型eワラントと相場水準よりも若干下の権利行使価格のプット型eワラントを選択しましょう。
【保有期間と目標売却価格】
イベント終了後にどちらも売却。相場が大きく動けば片方は大幅なプラス、片方は大幅なマイナスですが、合計で数%の利益を得ることを狙います。相場が大きく動かない場合はどちらにも損失が発生する点には注意が必要です。

ニアピン日経平均r250 1351回(ピン価格:18,500円、満期日:5月10日)
【銘柄選定理由】
日経平均株価が大きく変動しないという前提で、仮に18,500円前後で推移すると予想するならピン価格18,500円のニアピン型eワラントを利用するのも一手です。日経平均株価が大きく変動せずに18,500円付近でこう着していればこの銘柄の上昇を期待できます。満期日まで保有せずに売却することもできます。
【保有期間と目標売却価格】
5月の満期日に18,500円と予想するなら満期保有も。買値と売値の差額(スプレッド)が大きい点には注意。

任天堂 コール コール234回(権利行使価格:18,000円、満期日:5月10日)
【銘柄選定理由】
任天堂コール型eワラントのうち、権利行使価格が18000円の銘柄等、いわゆるディープ・イン・ザ・マネーの銘柄ですと、現物株の代替的な位置づけとなります。eワラントは1000単位での取引なので、一番高額なコールでも2万円もあれば任天堂相場に参加できます。
【保有期間と目標売却価格】
株価が上昇を続けるのであれば満期保有を検討するのも一手でしょう。

eワラント投資で損失が発生するとき

eワラントを買付した後で、eワラントの価格が買付価格を下回ると評価損失が発生します。eワラントの買付価格と売却価格には差額(売買スプレッド)がありますのでので、買付した時点で評価損失が発生します。

また、例えば、間接的に投資している資産(対象原資産)の価格のみが下落しますと、一般に、コール型eワラント、トラッカー、プラス5倍トラッカーの価格は下落し、間接的に投資している資産(対象原資産)の価格のみが上昇しますとプット型eワラント、マイナス3倍トラッカーの価格は下落します。

eワラント(コール/プット)については、間接的に投資している資産(対象原資産)の価格に変化がなく、時間が経過するとeワラント(コール/プット)の価格は一般に下落します。すべてのeワラントには満期日が決まっており、その前に売却しなければ、満期日において、コール型eワラントの場合は間接的に投資している資産(対象原資産)の満期時の価格が権利行使価格を上回っていなければ、プット型eワラントの場合は間接的に投資している資産(対象原資産)の満期時の価格が権利行使価格を下回っていなければeワラント価値はゼロになります。

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