様々な相場の動きが一目で分かるマルチチャートの活用法

 このたび、eワラント証券ではeワラントの対象となっている相場(対象原資産)について、相場の方向性が一目で分かる「主要原資産のマルチチャート」(https://www.ewarrant-sec.jp/?p=3206)の提供サービスを始めました(ただし、バスケットを除きます)。

マルチチャート活用法

 eワラントを利用した投資にあたり一般的な投資戦略としては、「①トレンドが発生している相場に順張りする」、「②相場が大きく動くイベント前に短期投資する」、「③こう着相場でニアピン型eワラントの値上がりを待つ」、といったことなどが考えられます。この中で「①トレンドが発生している相場に順張りする」には、トレンドが発生している個別株や指数などの相場を探してくることが必須になります。せっかく時間をかけてトレンドが発生している相場を見つけてもeワラントの対象になっていなかったりすることもあるでしょう。そこで、このマルチチャートを活用します。eワラントの対象になっている相場の中から、トレンドが発生している相場をすぐに見つけることができます。調べる時間を節約できますし、今まで見ていなかった相場にトレンドが発生していることに気づくこともあるかもしれません。

トレンドに順張りする場合に選択するeワラント

 相場に上昇トレンドが発生している場合は、コール型eワラントを選択します。可能であれば権利行使価格が低い銘柄で、トレンドが長期化する可能性も考慮に入れて満期日までの期間はなるべく長めの銘柄を選択します。

 このとき、取引画面に表示されている銘柄の「デルタ」にも注目しましょう。「デルタ」は相場の動きにどれだけついていくかという、感応度を示しており、コール型eワラントの場合は1が最大値となります。また、「デルタ」は満期日において相場が権利行使価格に到達する確率を示しているという解釈もできます。この点から「デルタ」が高い銘柄を選んだほうが良い、ということがお分かりになるでしょう。

 相場に下落トレンドが発生している場合は、プット型eワラントを選択します。可能であれば権利行使価格が高い銘柄で、トレンドが長期化する可能性も考慮に入れて満期日までの期間はなるべく長めの銘柄を選択します。プット型eワラントの「デルタ」は-1~0となります。相場が権利行使価格に到達して受取金が発生する確率を見る、ということであればマイナスの符号は無視してかまいません。-1に近いほど確率が高いということになり、0に近いほど投資元本がなくなるリスクが高いことになります。

(eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。