決算シーズンはeワラントで

新型コロナウイルスによるパニック相場も一旦は落ち着き、足元ではリバウンドをみせています。こうしたなか、日米主要企業の決算シーズンがやってきました。新型コロナウイルスによる企業業績への影響は未知数ではあるものの、市場予想から大きく乖離した発表を行った企業の株価は大きく変動する可能性があります。また、各企業による今期の見通しも気になるところです。

決算発表のように相場が大きく変動する可能性のあるタイミングでは、レバレッジをかけつつ最大損失は投資元本に限定されるeワラントの特性を活用することでハイリスク・ハイリターンの短期投資を行うことが出来ます。


銘柄選定のポイント

株価が大きく「マド」を空ける(ギャップアップ・ギャップダウンする)可能性のある決算発表は、うまく株価の値動きを予想することができればリターンをあげることができるチャンスともいえるでしょう。さらに株価の動きにレバレッジ効果を効かせることができれば、大きなリターンをあげることも夢ではありません。

株価の値動きにレバレッジをかけて投資する手段としては信用取引が挙げられます。信用取引は売り建てから始められるなどのメリットがある半面、想定と逆方向に相場が動くと投資金額以上の損失が発生する可能性があります。一方、eワラントは投資金額が0になる可能性はあるものの、それ以上の損失は発生しないという特徴があります。発表される内容次第で株価がどちらにも大きく動く可能性がある決算発表は、eワラントの強みを活かして大きなリターンを狙うことが出来るかもしれません。

ただ、銘柄選定にはいくつか注意するポイントがあります。eワラントのおおよその値動きは、対象原資産の変動率に ワラントレバレッジ ( 実効ギアリング ) を乗じることで算出することが出来ます。コール・プットともに権利行使価格が相場水準に近く、満期日までの期間が短いほど ワラントレバレッジ ( 実効ギアリング ) が高い(=値動きが大きくなる)傾向にあるため、条件に合った銘柄を選定しましょう。ただ、 ワラントレバレッジ (実効ギアリング ) を投資に用いる場合には、短期間の、対象原資産の価格の変動の程度が極めて小さい場合に限って有効であることに注意が必要です。


焦点はどこに?

国内で新型コロナウイルスの影響による自粛が本格的に始まったのは今年3月以降で、四半期ベースでみると1-3月期のうち3分の1に過ぎません。従来も前期業績ではなく当期の見通しに焦点が置かれていましたが、これまで以上に当期の見通しに焦点が集まることが予想されます。見通しが過度に楽観的・悲観的である場合には株価が大きく変動する可能性がありそうです。同業他社だけでなく、関連業種の見通しなども参考にしつつ、自分なりの予測を立てるのも面白いかもしれません。

以下は、近く決算発表が予定されている主要企業のうち、eワラントの対象原資産となっている銘柄を一部抜粋したものです。

決算発表予定日(現地時間)原資産コード原資産名
4月27日6723ルネサスエレクトロニクス
4月28日3092ZOZO
4月28日4063信越化学工業
4月29日FBフェイスブック
4月29日MSFTマイクロソフト
4月30日4689Zホールディングス
4月30日6981村田製作所
4月30日8035東京エレクトロン
4月30日AAPLアップル

なお、日本株を対象原資産とするeワラントは、東京市場の取引終了後に決算発表やニュースなど業績もしくは経営に重大な影響を与えると合理的に判断される事実が判明した場合に、市場外又は翌日の東京市場にて当該原資産の価格が付くまでの間、売買停止となりますのでご注意ください。これはeワラントの価格決定要因である対象原資産の株価を推計できないため、マーケット・メイクが困難となることに起因します。また、eワラントは土日祝日のお取引が出来ませんので、ゴールデンウィーク前後に決算発表を行う国内企業や、期間中に発表を行う海外企業を対象としたeワラントを取引される場合は、連休前の買い付け・連休後の売却をオススメします。


(eワラント証券 投資情報室)

* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。