2021年2月の新規銘柄と活用術

2月15日よりeワラントの新商品『ビットコインレバレッジトラッカー』のお取り扱いが始まりしたが、eワラント提供元のeワラント証券の売れ筋ランキング(https://www.ewarrant.co.jp/ranking/?today-hot-sold)でビットコインレバレッジトラッカーが連日上位にランクインするなど早速ご好評を頂いています。ビットコインレバレッジトラッカーに関する詳しい解説は前回のコラムまたはYouTube「SBI証券公式チャンネル」のオンラインセミナーをご覧ください。

一方、2月22には、国内・海外個別株や株価指数を対象とする1752銘柄のeワラント、ニアピンおよびトラッカーが追加となっています。株式市場も日経平均が3万円を上回るなど絶好調な状況にありますが、主力株は既に高値圏にあるとも言え、多額の投資元本を要することや今後の下落への警戒感から、なかなか相場に参加することができていないという方もいらっしゃるかもしれません。そのような状況の中では、小額から株や指数など様々な投資対象に間接的に投資ができて、損失が投資金額までに限定されているeワラントが有効となる場面となるかもしれません。新規銘柄が追加されたこのタイミングで、是非eワラントの活用をご検討ください。


2021年2月22日新規銘柄のポイント

今回の銘柄追加では、コール型とプット型のeワラントが1725銘柄、米ドルのニアピンeワラントが3銘柄、レバレッジトラッカーが24銘柄追加されています。

コール型eワラントは対象となる相場の上昇を見込むとき、プット型eワラントは相場下落を見込むときに買付します。コール型及びプット型eワラントは一般的に相場水準が変わらなくとも、時間経過によって価格が下落してしまうというリスクがあるので、短期的な相場の変動を想定するときなどによく使われます。

ニアピンeワラントは、米ドル対円相場(米ドルリンク債)の一定期間後の価格を予想して買付します。予想価格に近い”ピン価格”のニアピンeワラントを購入し、満期日の相場が”ピン価格”に近ければ近いほど受取金額が多くなり、ピン価格とピッタリ一致すると1ワラント当たり最大100円を受け取ることができます。満期時の為替の水準を予想する商品ですので、為替相場があまり動かない時のほうが収益獲得の可能性が高い商品とも言えそうです。

レバレッジトラッカーは、対象原資産である金などの値動きに価格が連動するeワラントです。 投資信託のブルベア型ファンドや、日経平均ブル2倍上場投信(ETF)に似ている商品です。レバレッジトラッカーは時間経過による価値の目減りがありませんので、コール型やプット型のeワラントよりも長い期間保有することも可能です。


2021年2月22日の新規追加銘柄の概要

また、今回は国内個別株30銘柄、海外個別株5銘柄を対象とするコール型・プット型eワラントが追加となっています。今回新たに追加となった原資産は以下の通りです。


初心者でも取り組みやすい銘柄をピックアップ

eワラント初心者の方でしたら、満期が長く、原資産の上昇を見込む場合に投資するコールは権利行使価格が低い銘柄、原資産の下落を見込む場合に投資するプットは権利行使価格が高い銘柄が良いでしょう。このような状態にある銘柄は、あまり値動きは大きくありませんが、時間経過による価値の目減りの影響も少なく、ハイリスク・ハイリターンが特徴のeワラントの中でも比較的リスクは抑え目になっています。現物株の代替として用いることもできるでしょう。

初心者向けコール

銘柄名権利行使価格満期日
日経平均 コール 第2041回 27,000円2021/04/14
AGC コール 第95回  3,600円2021/04/14
東京エレクトロン コール 第288回 40,000円2021/03/10
ゴールドマン・サックス コール 第10回275米ドル2021/03/10
WTI原油先物リンク債2021年6月限 コール 第8回55米ドル2021/04/14

初心者向けプット

銘柄名権利行使価格満期日
JT プット 第156回 2,250円2021/04/14
アップル プット 第129回  140米ドル2021/04/14
金リンク債 プット 第272回          1,900米ドル2021/03/10


(eワラント証券)

* 本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。本稿の内容は将来の投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。