Toobit(トゥービット)は、2022年に設立された暗号資産取引所で、スピーディーで安定した取引体験と、厳選されたプロダクト設計を強みに成長を続けている取引プラットフォームです。
今回、Toobitの担当者にインタビューを行い、他社との差別化や日本市場の位置づけ、顧客資産の保護体制、そして今後の展望について詳しく伺いました。
編集部本日はインタビューの機会を設けていただき、ありがとうございます!BITNAVI代表の中本さとしです。よろしくお願いいたします。



初めまして。Toobitです。よろしくお願いいたします。
Toobitについて興味がある方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
Toobitの基本情報
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| サービス名 | Toobit |
| 種別 | 暗号資産取引所 |
| 取扱プロダクト | 現物取引・デリバティブ取引など |
| 鍵管理 | MPC(マルチパーティ計算)を採用 |
| 資産保管 | エアギャップ型コールドストレージ |
| 外部監査 | Hackenによる定期監査 |
| モニタリング | Ellipticを活用したリアルタイム検知 |
| ユーザー保護基金 | 5,000万米ドル規模のShield Fund |
| 資産の透明性 | Proof of Reservesポータルを公開 |
Toobitの差別化と強み



Binance、Bybit、Bitgetといった大手取引所と比べて、Toobitの最大の違いはどこにあると考えていますか?



最大の違いは、Toobitが非常に明確なフォーカスを持っている点だと考えています。私たちは提供するプロダクトを厳選し、限られた分野で高い品質を実現することに注力しています。特に重視しているのは、スピーディーで安定しており、誰にとっても使いやすい取引体験を構築することです。



注力分野を明確にすることで、意思決定や改善を迅速に行い、現代の取引プラットフォームに対してユーザーが本当に求めているものを、より一貫した形でプロダクトに反映できると考えています。
日本市場の位置づけと戦略



Toobitは日本市場をどのように評価し、位置づけていますか?



日本は、世界の暗号資産市場の中でも、最も成熟度が高く、質の高い市場の一つだと捉えています。日本のユーザーは暗号資産に関する知識が豊富で、コンプライアンスへの意識も高いため、セキュリティ、透明性、プロダクトの信頼性に対して非常に高い水準が求められます。



戦略的な観点では、日本市場は短期的な取引高を追求する市場というよりも、長期的な価値を重視する市場です。また、規制基準やユーザーの期待を、より高いレベルで理解するための重要なベンチマーク市場でもあります。日本市場から得られる知見は、日本向けの取り組みだけでなく、世界各国で提供するプロダクトやサービスの改善にも反映されています。
新規上場銘柄の審査基準



新規上場銘柄について、どのような審査基準で選定を行っているのか教えてください。



新規トークンの上場を検討する際、最も重視しているのは、ユーザーにとっての長期的な価値です。具体的には、プロジェクトのユースケース、トークンの実用性、チームの信頼性、これまでの実績、エコシステム全体の強さや持続可能性など、プロジェクトのファンダメンタルズを詳しく確認します。



また、実際の市場需要があるか、コミュニティが活発に参加しているか、健全かつ持続可能な取引を支える十分な流動性が確保されているかについても評価します。同時に、トークンの分配構造、市場操作の可能性、プロジェクト全体の透明性といった主要なリスク要因についても慎重に確認します。



セキュリティとコンプライアンスは、決して妥協できない要素です。そのため、すべてのプロジェクトに対して、上場候補として検討する前に、徹底したデューデリジェンスと審査を実施しています。私たちの目標は、イノベーション、市場の関心、そしてユーザーにとっての長期的な品質のバランスを慎重に見極めることです。
顧客資産の保護とProof of Reserves



顧客資産の保護のために、具体的にどのような対策を行っていますか?



ユーザー資産の保護と信頼の獲得は、常に私たちの最優先事項です。Toobitでは、さまざまなレベルのリスクを低減するため、多層的なセキュリティ対策を採用しています。例えば、鍵管理における単一障害点を排除するためにMPC、つまりマルチパーティ計算を導入しています。また、ユーザー資産の大部分は、インターネットから完全に隔離されたエアギャップ型のコールドストレージで保管し、外部からの脅威に対する安全性を高めています。



さらに、Hackenのような独立した外部機関による定期的な監査を実施するとともに、Ellipticなどのモニタリングツールを活用し、不審な活動をリアルタイムで検知・対応しています。加えて、極端な事態が発生した場合にユーザーを保護するため、5,000万米ドル規模の「Shield Fund」も設置しています。



私たちは、セキュリティは強固であるだけでなく、透明性を備えている必要があると考えています。そのため、ユーザー自身が資産が1対1で裏付けられていることを確認できる、Proof of Reservesポータルを公開しています。目標はシンプルです。ユーザーの資産を安全に守り、その安全性がどのような仕組みによって確保されているのかを、分かりやすく示すことです。
2026年に注目する分野



AI・RWA・ミームコインといった分野の中で、2026年に最も期待している分野はどこですか?



これらの分野は、それぞれ市場において異なる役割を果たしているため、必ずしも互いに排他的なものではないと考えています。ミームコインは注目を集め、新しいユーザーが暗号資産市場に参入するきっかけをつくることに長けています。一方、AIは暗号資産業界にとどまらず、幅広い分野で活用される、最も有力な長期的テクノロジートレンドの一つです。



ただし、2026年に向けて最も大きな可能性を持つ分野を一つ選ぶとすれば、RWA、つまり現実資産のトークン化を挙げます。RWAには、伝統的金融とブロックチェーンを実用的な形で結び付ける可能性があります。それによって、これまでにない新たな市場やユースケースが生まれると考えています。技術と規制環境の双方が成熟していくにつれて、RWAは暗号資産業界の長期的な成長を支える主要な原動力の一つになる可能性があります。
今後3年の目標



ユーザー数や取引高について、今後3年間の目標があれば教えてください。



今後3年間は、ユーザー数と取引活動の両面における持続可能な成長に注力していきます。グローバルでの事業拡大を継続すると同時に、初心者から経験豊富なトレーダーまで、より直感的かつ安心して利用できるプラットフォームを構築することで、ユーザーの継続利用率も高めていきたいと考えています。



取引面では、単に取引高を増やすことだけを目標にはしていません。重要なのは、取引活動の質です。具体的には、より厚い流動性、継続的な市場参加、そして複数のプロダクトや市場におけるユーザーエンゲージメントの向上を重視しています。現時点で固定的な数値目標を公表するのではなく、長期的な成長を支える適切な基盤を構築することを優先しています。市場の成長に合わせて事業を拡大しながら、高いパフォーマンス、強固なセキュリティ、そして快適なユーザー体験を維持することが私たちの目標です。
日本のユーザーへのメッセージ



最後に、日本の仮想通貨投資家の皆様へメッセージをお願いします。



日本のユーザーの皆さま、日頃よりToobitをご利用いただき、またToobitコミュニティの一員でいてくださることに、心より感謝申し上げます。日本のユーザーの皆さまからは、非常に高い関心と積極的なご利用をいただいており、私たちはそれを大変ありがたく感じています。



皆さまからの支持は、日々の取引をよりスムーズで信頼できるものにするため、着実な改善を続けていく大きな原動力となっています。今後も皆さまのご意見に真摯に耳を傾け、一歩ずつ改善を重ねながら、より良い取引体験を提供してまいります。
まとめ
このインタビューを通じて、Toobitのプロダクトへの考え方や日本市場の位置づけ、顧客資産の保護体制、今後の展望について包括的に知ることができました。
提供プロダクトを厳選して品質を高めるフォーカス戦略、MPCやエアギャップ型コールドストレージ、Hackenによる外部監査、5,000万米ドル規模のShield Fund、そして資産の裏付けを確認できるProof of Reservesポータルなど、セキュリティと透明性を重視するToobitならではの姿勢が多く語られました。
また、2026年に向けたRWA(現実資産のトークン化)への期待や、取引の質を重視した持続可能な成長方針など、今後の展開にも注目が集まります。
短期的な取引高よりも長期的な価値を重視し、セキュリティと透明性を軸にプラットフォームを磨き続けるToobitの姿勢が印象的でした。
暗号資産取引所を検討している方、特にセキュリティと透明性、そして安定した取引体験を重視する方は、Toobitのサービスと将来の展望を参考にしてみてはいかがでしょうか。

